日本の夏のホラー映画といえばこれ
原題:GAKKOU NO KWAIDAN / 製作国:日本 / 製作年:1995年 / 日本劇場公開日:1995年7月8日 / 配給:東宝 / 上映時間:100分
キャスト
野村宏伸、遠山真澄、米澤史織、熱田一、塚田純一郎、町田昇平、杉山亜矢子、佐藤正宏、笹野高史
この間久しぶりにTUTAYAで借りてきました。今の20代後半から30代の人は夏休みに見にいったんじゃないかな?ちょうどこの頃は日本のホラーブームでしたね!TV番組も「アンビリバボー」とか「USO JAPAN」とか毎回ホラー特集やってましたし。見るたびにトラウマが増えていきました笑 さて、この学校の怪談はシリーズ化してまして1〜4まであります。
今回はそのシリーズ第1作目の紹介です!
あらすじ
夏休みを翌日に控えた、一学期終業式の日の夕方。小学2年生の美夏は、忘れた絵の具箱を取りに学校に戻っていた。するとそこで美夏は、サッカーボールが自分を導くように旧校舎へと転がっていく不思議な光景を目撃する。旧校舎は取り壊しが決まって立ち入り禁止になっていたが、お化けが出ると子供たちの間で噂になっていた。しかし、美夏はボールにつられて中へと入ってしまい、そしてトイレの中で何者かに襲われてしまう……。美夏を心配した、5年生で姉の亜樹は、一人学校を訪れ、何者かに吸い寄せられるようにやはり旧校舎へと入っていく。そこにいたのは、イタズラしようと忍び込んでいた同級生の研輔と将太、4年生で双子の兄の均、そして6年生の香織だった。転校してきたばかりで、同級生となじめていなかった亜樹は、研輔達と衝突し、単独で妹を探しにいく。しかしやがて、5人は自分たちが旧校舎から出られなくなっていることに気づく。そして、5人の前に、ただの噂だったはずのお化けが現れた!
子供から大人まで楽しめるホラー
正直怖くはないです。いや、小学校の頃の僕は怖がってました。ホラー映画で学校の怪談ということもあり、おばけは終始いっぱいでてきます!けど、例えば「貞子」や「としおくん」みたいなおばけではないんです。みんなとにかくユニークなんです!登場人物の誰かが死ぬことなんてないんです!(最初のシーンでは笹野さんは抜きにして笑)
甘酸っぱい恋愛
ストーリー中に甘酸っぱい恋愛要素もでてきます。小学生ならではの表現は今みたら胸が締め付けられる!僕にもこんな時期あったなー。あったのかなー?
非現実世界への冒険
これがメインです!通っている小学校の旧校舎。しかも木造!歩くだけで廊下が軋む!そして夜になるともはや別世界。大人でも怖い!その夜の旧校舎に小学生が閉じ込められてしまうんです。でもその非現実から現実に戻る頃には一回りも二回りも子供達が成長しているんですよね。その成長を感じるのがこの映画の魅力とも言えます。
あ〜これが夏だよね、うん。わかる、その感じ。
こればかりは映画を見てください。「THE 夏休み」そのものです。正直昔こんなんだったっけ?とか思いますけど、あ〜これこれ!これが夏休みだよね!っていう空気感がすごいです。この頃に帰りたい。
最後に
まとめるといいジュブナイル映画です!言い方が悪いかもしれませんが子供達のヘタクソな演技がなんといってもたまらいんですよね!